Webデザイナーは将来性とキャリアアップの選択肢がある職業である理由

Webデザイナーは将来性とキャリアアップの選択肢がある職業である理由

Webデザイナーに興味を持っている人の中には、「将来性がないんじゃないか?」「どんなキャリアアップがあるのか?」「収入が上がらないんじゃないか?」など気になっている人もいると思います。

今回はWebデザイナーは将来性とキャリアアップの選択肢がある職業である理由について紹介します。

目次

【結論】Webデザイナーは将来性やキャリアアップの選択肢がある職業。

結論から言うとWebデザイナーは将来性やキャリアアップの選択肢がある職業です。

ネットで「Webデザイナー」と検索すると「将来性がない」や「収入が低い」という情報が出てくると思います。たしかに真実な部分もあるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。

そもそもWebデザイナーという職業はインターネットが世間に普及しはじめた頃にできた職種なので比較的新しい職業です。ざっくり90年代終盤から2000年代初頭からホームページ制作の会社がポツポツ出てきた印象なので、Web業界自体がまだ約20〜30年くらいの歴史しかありません。

歴史がまだ浅いので、WebデザイナーやエンジニアなどWeb業界で働いている人たちのキャリアのモデルケースが少ないのが現状なので、「将来性がない」や「キャリアパスが難しい」などのネガティブな情報が拡散されているのが現状だと思います。

次の章からWebデザイナーがなぜ将来性やキャリアアップの選択肢がある職業なのか、具体的に説明します。

1つの企業や職場に依存しない、他の職場でも通用するスキルが身につく

1つ目は「1つの企業や職場に依存しない、他の職場でも通用するスキルが身につく」です。

Webデザイナーの仕事はWebサイトのデザインを作ることが主な仕事内容です。 

「デザイン」というとかっこいいデザインやセンスのあるデザインを作ることをイメージしがちですが、本来デザインというのは、ある課題を解決するためや、目的を達成するために行う創造的行為のことをデザインと言います。

デザインを作るためにはデザインツールやソフトを扱うスキルはもちろんですが、狙ったユーザー層に認知させたり行動してもらうためのマーケティングスキル、伝えたい情報を伝えるコピーライティングスキル、UI(ユーザーインターフェースの略で使いやすさや見やすい導線のことを指す)・UX(ユーザーエクスペリエンスの略で製品やサービスを使ってユーザーが得られる体験のことを指す)や、課題を解決するための経営的目線など、様々なスキルが必要になります。

そのため、1つの企業や1つの職場でしか通用しないスキルではなく、他社や別業界に転職した際にも活用できるスキルを身につけることができます。

キャリア選択の幅が豊富

2つ目は「キャリア選択の幅が豊富」です。

Webデザイナーの仕事はWebサイトのデザインを作ることが主な仕事と説明しましたが、作ったデザインをブラウザ(インターネットを見るためのソフト)上で表現するために、HTMLやCSSやJavaScriptなどの言語を使ってコーディングすることもあります。

またデザインを作る際には依頼主が必ずいます。

実際の現場ではデザインを作る前に、誰に向けてどのようなデザインを作ればいいか、スケジュールはどう進めるか、予算はどうか、などを細かく依頼主にヒアリングします。

依頼主とコミュニケーションを取りながらプロジェクトの進行をする人を一般的にプロデューサーやディレクターと言いますが、Webデザイナーの人の中にはディレクターの仕事を兼務する人も存在します。

これらのことからWebデザイナーの仕事はデザイン業務以外にも、コーディングやディレクターなどの近接した業務と密接に繋がっているため、コーディングに興味があったらエンジニアへ、依頼主やお客様とのコミュニケーションやプロジェクトを動かすことに興味があったらディレクターへのキャリアアップが可能な職業です。

さらに前章で説明したマーケティング方面に興味があればマーケター、経営的目線に興味があれば、CDO(Chief Design Officer)をはじめとする経営側にもキャリアアップが可能です。

つまりWebデザイナーは様々なキャリアを選択しやすい職業なのです。

副業しやすく独立しやすい

3つ目は「副業しやすく独立しやすい」です。

企業に所属してWebデザイナーをしている人は、そのスキルを副業でも活用できます。個人でWeb制作を請け負ってもいいですし、デザインスキルを生かして別のデザイン系の仕事を自分でやることも可能です。

Webデザイナーは専門職でもあるので、企業に依存しなくても自分の力で仕事を生み出すことができます。

副業が軌道に乗ったらもちろん独立することも可能です。

時間と場所を選ばすに仕事ができる

4つ目は「時間と場所を選ばすに仕事ができる」です。

IT・Web業界にいる人はコロナ禍で一度はリモートワークを経験したことがあるのではないでしょうか。リモートワークを経験するとオフィスに出勤しなくてもネット環境とパソコンがあれば、時間と場所を選ばずにどこでも仕事することが可能です。

オフィスは都内にあるけど、家賃の安い地方に引っ越しして、地方で生活しながらリモートワークをしているWebデザイナーやエンジニアもたくさんいます。極論ですがリモートワークをすれば日本より物価の安いアジアの国に移住しながらでも仕事が可能です。

またリモートワークをすれば顔を合わせて仕事をする必要がないので、働く時間も自分の好きな時間に仕事をすることが可能です。

子供の保育園や幼稚園の送り迎えや、親の介護でなかなか決まった時間に仕事ができない人にリモートワークは効率的な働き方です。

自分の好きな時間に仕事をするには、一緒に働くチームのメンバーやクライアント間である程度のルールは必要ですが、リモートワーク可能な職業であるWebデザイナーの働き方に惹かれて転職を考えている人も一定数います。

どうやってWebデザイナーになるのか

Webデザイナーの将来性やキャリアアップの選択肢について説明しました。ではWebデザイナーになるにはどうすればいいのかについて説明します。

WebデザイナーになるにはWebデザインを学ばなければ仕事になりません。勉強方法は独学でもいいですし、スクールに通って勉強するスタイルでも問題ありません。私がおすすめする勉強方法はスクールに通って勉強することです。

理由はスクールに通うと「嫌でも勉強しないといけない環境に身を置ける」からです。

独学でもWebデザインの学習をすることは可能ですが、独学は間違った勉強方法をしてしまったり、SNSのインフルエンサーに影響されて意味のない教材を購入してしまったり、自分に甘くなって勉強する習慣が身につかないことです。

しかしスクールで勉強するとこれらのデメリットを解決することができます。

おすすめのWebデザインスクール

おすすめのWebデザインスクールは「デジハリのWebデザイナーコース」です。

デジハリのWebデザインスクールは昔からあり、Web業界にいる人はほとんどの人が知っている有名なスクールです。もちろん就職・転職実績もあります。

またデジハリ卒業生の作ったWebサイトはクオリティが高いと現役のWebデザイナーからも評判です。ちなみに私もデジハリ出身です。

Webデザインスクールはデジハリ以外にも色々ありますが、デジハリ生が作るクオリティと実績を考えるとデジハリに通うのが1番かと思います。

入学金や授業料は掛かりますが、嫌でも勉強する環境に身を置けるメリットを考えると、初期投資としては費用対効果が高いです。

まとめ

Webデザイナーは将来性とキャリアアップの選択肢がある職業である理由について説明しました。

Webデザイナーは将来性や収入アップが難しいとネット上では言われていますが、そんなことはありません。今後メタバースやWeb3の時代に突入するので、Webデザイナーの需要は高まると予想しています。

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